「冒険と発見」について


ちょっとデパートなどに出掛けると、
そこには様々な演出を凝らせたディスプレイがならんでいます。
中には、ナルホド、と納得させられる展示もあります。
思わず、その前に立ち止まってしまう事もしょっちゅうです。
ですから、一緒に買い物に行っても、いつの間にかはぐれてしまい、
お〜い、こっちこっち、と相手を捜すコトになったりします。

以前、友人と一緒に歩いていた時、
「イヌの様な歩き方をするんだな、」と言われた事があります。
きょろきょろ、ジグザグと歩いている自分に、ふと気付かされた始末です。

思えば岩屋工房のふたり、出掛けるのが好きです。
出掛ける時に、目的がはっきりしている事はめったに無く、
ふらりと車を走らせては、あ、そこ右、次は左にいってみよう、なんて
そして適当な場所を見つけると、ウィンドウショッピングを楽しんだり、
しばらく景色を眺めたりして過ごします。
けれど、そんな目的の無い時間には、意外な発見をします。
ここから見下ろすと海がこんな風に見えるのか、とか
ガラスの花瓶にはこんな花の生け方もあるんだね、とか
こんな色を使って季節感を出しているのだな、とか。
目的の無いまま出掛ける事は、ちょっとした冒険、の様なモノです。

1歳過ぎのウチの息子も、お出掛けが大好きです。
ふと気付くと、彼は、左手にちっちゃな靴の片方をつかみ、
そして右手で玄関の方を真っ直ぐ指さして、こちらをしっかりと見据えます。
外に出掛けたい、のアピールです。
じゃあ行くか、と、お出掛けの時必ずかぶる、ちっちゃな帽子を探すと、
もうすでに彼の傍らに置かれていたりします。

1歳過ぎのウチの息子も、お出掛けの時には、
きょろきょろ、ジグザグと歩いています。
(2003年9月)

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