【ちいさなカタチ】

手のひらサイズの陶雑貨。たなごころ、ころころ。
ちいさなカタチを集めます。
岩屋工房 作品集 目次へ


ふたものカタチ    2008年制作

双身のカタチをパカッと開けると
てびねりでこしらえた丸い空間。
内側は焼〆。外側は鉄釉色。


ちっちゃいフタモノ、掌サイズ。
ちっちゃい宝物をおさめます。

どんな大切なモノを入れて、
そうっとフタしてみましょうか?




コロコロのカタチ    2007年制作


手のひらでつくる、いろんなカタチです。

掌中で成形のすべてが完結する、というのは、
ふわり浮かんだままカタチになってゆく様で、
なんだか心地好くつくりました。

気ままに青でドローイング、金でキラリとアクセント。




RAINY HOUSE    1999年制作


雨降りの日、濡れる葉の様子です。

庭のハーブを採ってきて、
そのまま押してあります。
葉の姿を、土に写し取る
作業です。

雨に濡れて嬉しい様子と、
なぜだろう、悲しい様子。
ふたつの感情が、ひとつに
固まって、できたカタチ。
そんな風に見えてきて、
不思議な表情。



SNAIL HOUSE    2007年制作


カタツムリは、気になるモチーフです。
観察すればする程、不思議な生き物です。

ほぼ等身大のスケール。
ゆっくり、ゆっくりと
進んでゆきます。

背中に背負った殻は
金色に輝くけれど、
そんなことは別に
どうだって構わない。

ゆっくりゆっくりと
進みたい方向へと
進んでゆきます。








おとうふのカタチ    2006年制作 4×4cm about

使う土は、サリサリとした触感のモノを使っています。
ウチの土で、こんな風に木綿豆腐の様なカタチがつくれます。
気まぐれ手遊びでつくったこのおとうふのようなカタチ、
今は大切なひとつとして、いつも見える窓辺に置いてあります。
土の塊から、そっと丁寧に切り出した様なカタチ。
お気に入りです。



シーソーのカタチ    2006年制作 てのひらサイズ

こちらも気まぐれ手遊びのひとつです。公園のシーソーのカタチ。
陶雑貨、というコトバを好んで度々使うのですが、思い返せば
こんな感覚でこんなカタチをつくるコトをそんな風に言いたいの
だろうな、とふと気付いてから、ちょっと手放せないひとつです。
このくらいの、気負いの無いつくりを続けられたらいいなあ。


ふたばのカタチ   2005年制作 高7p about


植物の芽です。双葉の開いた様子は、とても好きです。
手遊びでつくりました、
いたずらなカタチです。
手の動くままにつくる事
は、たのしいのです。

気負いの無いカタチは、
時間を経てのち見ても
心地良いので好きなの
です。



GROW HOUSE    1999年制作  高13p


その昔、マンゴーの実を、ふたり美味しく食べる機会があり
ました。その甘さと旨さを堪能したのち、ごちそうさま。と、
残った果実の種を庭に放ったのでした。

それから数日のち、庭で何気なくふと地面を見ると、あの時の
美味しかったマンゴーの種に、ぱっ、と双葉が開いているのを
見つけたのでした。
ぽかぽか陽気の下、マンゴーの双葉を見つけたことを、当時の
私たちは、とてもとても嬉しく思ったのでした。

その時、思わず作りました、この「GROW HOUSE」です。



イスのカタチ


四本足のかわいいカタチです。大好きなカタチです。
なんでもない時、手遊びのようにつくって楽しんでいます。
気付くと、なんだかたくさんつくってしまっています。

窯の空いた所に入れて焼成します。
ウチの息子は、仕事場にあるこのカタチを並べて遊びます。


筆 / 岩本道明
written by Michiaki Iwamoto.


岩屋工房 作品集 目次へ