制作工程をご紹介します。


ヤキモノができるまで。土が陶器になるまでのあらすじを解説します。

うつわが出来上がるまでには、色々な工程をたどります。
制作するうつわによって制作工程は多少異なりますが、およそ次の様なものです。
成形→乾燥→素焼→釉掛→本焼

そして窯出しの後、うつわの底をきれいにして仕上げます。



成形

土の特性は、自由にかたちを変化させることの出来る、その可塑性です。
成形の工程では、可塑性を利用して色々なかたちのうつわを成形してゆきます。
土が乾き、水分が逃げてゆくにつれて、その可塑性は失われてゆきます。
ですから、土を曲げたり伸ばしたり、くっつけたりする作業は、タイミング良く行います。
刻々と変化する土の可塑性を利用して、成形作業を行います。


乾燥

乾いてゆくスピードは、天候や気温によって、ちょっとずつ違ってきます。
ある程度まで屋内で自然乾燥させますが、仕上げは屋外で天日に干します。
けれど、早く乾いて欲しい時に限って、よく雨が降ったりするものです。
ですから、乾燥の工程あたりの天気予報がいつでも気になります。
乾燥の工程は、お天気次第です。


素焼

釉薬を掛ける前に、低温で焼き締めておきます。
充分に乾燥させたつもりでいても、まだほんの少しだけ水分が残っています。
急激な温度の上昇による水分の膨張が原因となる、うつわの割れを防ぐ為に、
300℃あたりまでは窯のフタをちょっと透かして、ゆっくりゆっくり温度を上げます。
その後、岩屋工房の素焼は、700℃あたりまで温度を上げて焼成終了です。


釉掛

素焼きしたうつわに、釉薬を掛けてゆきます。
天気の良い日には、作業台を持ち出して、屋外で釉掛けをします。
釉薬は、濃度の違いで雰囲気が変わってしまいますので、
水分量には気を使います。
施釉したうつわは、窯場の棚に並べてゆきます。


本焼

高温での焼成です。施釉したうつわを窯に詰めてゆきます。
窯に詰め終えて、温度計を差し込んで、窯のフタをおろして、さて、焼成開始です。
うつわの種類によって焼成方法は異なります。 1230℃まで温度を上げます。
そのまましばらく温度を維持させて、焼成を終了します。
その後、ゆっくりゆっくり窯を冷ましてゆきます。



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