「食べる」について


岩屋工房のふたり、食べる、ということに関して
とても興味を持ち、大いに楽しんでいます。
そんな親達に似て、もうすぐ一歳のウチの息子は
離乳食がおいしいと、「んん〜」とうなり声とともに
体を揺らし、手をたたいて喜びます。好い事です。

世の中では、子供が犠牲になる出来事がなんだか多くて、
新聞やニュースを見るのが嫌になる事があります。
よく解らない、混沌とした事象が、毎日当たり前の様に
起こり続けます。
この混沌を、当たり前の事として慣れてしまうのが
いま一番怖いコトだな、と思っています。

さてこの事についてどう考える、どう対応してゆくの、
そんな岐路に立たされる時、大切なのは、独自の判断力です。
混沌に慣れる事の無い、健康な判断力です。

健康な判断力に必要なのは、健康なからだです。
ポジティブな思考も、想像力も、元気なこころから生まれます。
そこで、まずは食べることを楽しみたいのです。
よく食べて、よく笑って、こころもからだも健康でありたいのです。
まずは元気でありたいと思います。

ごはんをおいしそうに食べるウチの息子を見ていると、ふと
そんな風なコトを願ったりします。

彼はいま、お豆腐が一番のお気に入りの様です。
そして、彼のお気に入りのお豆腐が、
自分達の作ったうつわに盛られているのをみると、
なんだか健康的な食卓だなあ、と感じるのです。


(2003年7月)

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