スジブトヒラタクワガタ飼育日記

学名 Dorcus metacostatus
飼育個体情報 F4 加計呂麻島 ♂45mm ♀32mm 羽化日不明
入手方法 ネットで知り合った友人にいただく
飼育資材 中プラケ(300×200×205) 弥栄さんのナラ材 D-cat'sさんのOMH
特記事項 羽化日がわかんねぇ…ちょっと産地が珍しい♪
2003/03/22 スジブトヒラタクワガタ…私がクワガタを始めたときには非常に高価でまた稀であり、垂涎の種であった。今は国産南方系ヒラタブームも終わり、サキシマ・アマミなどのヒラタクワガタはあまり注目されなくなったが、それでもスジブトヒラタはまだまだ人気があるほうだ。サキシマもなかなかですがね。わたしゃなぜあれほど特徴的なオキノエラブが人気が無いのか良くわからないでゲスが。
 そんなことはよくて^^;; さてこの個体は私が一時期健康を害してクワガタを休止する直前にいただいた個体で、何が面白いかというと、産地がちょっと特殊なのだ。『加計呂麻島』。まぁなんのことはない、奄美大島のすぐ南にある人口2000人もいない、小さい島です。奄美大島に分布しているのだから、この島にいてもおかしくは無いんだろうけど、とりあえず産地が珍しいのでこの個体をブリードすることに決定! ただ、羽化日などわからないのですが…
 
あまり繁殖には関係ないと思ってはいるのですが、♀ちゃんの左後脚が欠損しているのです…可哀想ではありますが、なんともならないし…子供を残して子供の代で仇を討ってくれ!(何に?)。
 写真のとおり、私のいつもの『オオクワセット』です。レイアウトも一緒。もう殆ど公営団地。いやむしろ最近の公営団地の方が個性的。いいんですよ、別に殖えてくれれば。ただ違うのはマットに発酵マットを使っていること。スジブトは発酵マットであれば、マット産みすることがある。というかマットが気に入らないと産まないことがある。のでちょっと奮発してみました。
 あ、あと、このスジブトは飼育困難種の一つなのだ。産ませること自体で引っかかってしまうときもあるし、また幼虫はすぐ拒食の困ったチャンになる。んでもちろんそうなると大きくならない。マットは加湿の方が良いのだが、腐ってしまうともうダメ。非常に湿度管理が厄介。成虫自体の生命力は私は結構あるとは思います。冬の寒空屋外放置で平気だったので^^;;
2003/08/27 ケースの側面に既に食痕が見えていたので割り出しを敢行♪ 数が採れることはないだろうけど。

とりあえず半分にしてみる…おっとさっそく1頭♪ 結構成長してるなぁ。堅い木とやわいのとを入れていて、当然柔らかい方に産んだであろうと思っていたのに、どうも堅い方を好んでいるみたい。この辺は♀ちゃんの好みとか、湿度・偶然などが作用してるんだろう。

ちなみに以前私は中プラケであまり発酵の進んでいない発酵マットでマット産みさせた事がある。このときは30弱回収した。

いつもはマットによく出てるんだがなぁ
今回は全部材。イモムシ10、卵1。こんなもんだろうな。この種類の場合。残念ながら1頭潰してしまった。これマジへこみます(T T)。

で、このスジブトはイモムシを飼育で大きくすることがかなり難しいとされている種類。マットの方が良いという説が多いが、実際に60mmupを羽化させている方々の経験談では菌糸。よって夏場は危険と思いつつも、菌糸に投入。今年は今頃になって暑くなってきてるからなぁ…

もともと南方系のヒラタクワガタはマットよりも菌糸の方があっている。スジブトがもし一般にいわれているように『南方系』なら、菌糸の方がいいような気がする。…根拠ヘボ!(笑

大きくなれよ〜
2003/11/26 まぁまぁ幼虫が育っていたようなので取り出して検分してみた。

うーん、なかなかご立派になっていらっしゃる! 昔はスジブトい人をここまで育てるのにも苦労したがなぁ… なかなかどうして簡単に大きくなっているものだ。大体15gだとすると、オオクワガタなら60mmくらい。スジブトだともう少々小さいってことだろうなぁ。それにしても私のギネスは超えそうな気配かな。このまま縮みが無ければ。 今のところ脱落してしまった方もいらっしゃらないようで安心だ。順調に行って欲しいものだ。
2004/07/22 あれからパソの調子が悪くなったり、私の調子が悪くなってクワちゃん達は恐怖の『放置飼育』になってしまい、記録的な暑さもあいまって、たくさん見殺し(見なさ殺し?)にしてしまった。飼育するものとしては、一番いけない状態である。そんななか期待の14.4g幼虫は、勿論蛹の段階でおっ死んでしまったわけであります。飼育のサイトにしようって思ったのに、全くもって…

 で、ビクビクしながら残りのビンを開けてみると…

おお! でかい! なんとまぁスジブトちゃんはさすがに暑さには強いわけですよ。しかもなんと2♂が60mmオーバー。かっこいいなぁと思いつつも、たくさん殺しちゃったなぁと反省…。

でも結論としては菌糸瓶のほうが良い気がする。昔の菌糸瓶と瓶自体の性能も大幅に変ってきているのだろう。タランドゥスもオオヒラタケで飼育できるようになったし。これからも飼育困難種がどんどん制覇されていくのだろうか?


なかなか巨大。でも今年は種類絞って累代飼育します(>_<)