タウルスヒラタクワガタ飼育日記
学名 Dorcus taurus
飼育資材 100均米びつ(4L)
月夜野きのこ園さんの『きのこマット』
クヌギ材(80×140)
特記事項 スマトラ産(ssp.taurus)ワイルド
2009/04/03 クシゲヒラタ!

これ、私が飼育し始めたばかりの頃、偉大な大先輩に譲ってもらったなつかしのクワガタです。当時名前しか知らなかった私は、いったいどんなクワガタがくるのかと到着をまさしく首を長くして待ったものです。その方は一緒にビギボッススというものすっごく小さいネブトも一緒にくれました。こいつは送っていただいたプリンカップの中で産卵したというつわものです。可愛かったなぁ。

今回ラマと一緒に我が家にやってきました。スマトラ産のワイルドということなので、原名亜種taurusということになるわけですな。現在5亜種くらいに分けられているそうだけど、素人目にわかるのはパラワン亜種ssp.moinieriくらい。ミンダナオとかにいるらしいssp.cribricepsも『そうだ』と思ってみれば、区別できなくもない。特にこっちの方は♀の形態が他よりもずんぐりした個体が多いみたいでちょっと違うのか知らんと思って見たり。

ま結局ちょっとやそっとの標本で何がわかるでもなし、種とかそれ自体どうでも良いといえばどうでも良いし。おっと失言でした(笑

♀ちゃん。いきなり腹部だけど。この毛が特徴。『クシゲ』の由来。♂くんにもちゃんとあります。
♂の大腮の変化は体長と全くリンクしていなくって、灯火採集されるものに長歯型って呼ばれる個体が多い。別にこれは樹液にこないってわけではなくて、単に採集の方法の問題のように思う。というのも最近アルキデスとかでも話題になってたけど、この辺のヒラタの大腮の変異は温度が関係してるんじゃないかって言われてます。寒いところだと長歯になりやすい。らしいw

つまりどういうことかといえば、標高の高いところ、即ち行くのが面倒なところで長歯型が多くなるってこと。もし低温-長歯説が妥当なら、そりゃ現地の人が住みにくい高標高地点に生息するクワガタは採りにくいですわな。一応『どこにでもいる普通種』ってふれこみだから、無理して長歯型採りに行くこともないだろうし。

もちろん微気象でも変異はあるだろうし、それだけが要因でもないように思う。でも羽化(蛹化)が楽しみになる種ではあると思うんですよ。

だから産んでね。

普通にセットしました。

ただ。。。この時期のこの島のワイルドは産みにくいと思う。パリーやこいつらは年中発生するタイプだから大丈夫なように思うんだけど…