台湾オオクワガタ飼育日記

学名 Dorcus curvidens formosanus
飼育個体情報 F3 台湾六亀産 ♂71.1mmGタイプ ♀40mmCタイプ 共に2002年8月羽化
入手方法 インターネットにて『台湾オオほすぃ』とカキコ。2000円で譲っていただく。
飼育資材 中プラケ、マルカン社製『くぬぎ昆虫マット』、ONE-POINT店より購入のクヌギA材
特記事項 台湾オオクワガタには、Cタイプと呼ばれるものとGタイプと呼ばれるものがある。分布的には重なっており、別種と呼んでもいいのかもしれない。おいおいその話題には触れていくつもりだ。
2003/02/25 ネットでお願いして購入。どうも♂の左前脚が多少不自由な感じだが、ブリードには問題ないと思う。
 とりあえずセットしてみた。飼育資材は上記のとおり。オオクワガタということで、特別なセットはしなかった。材はやや固めだが、持って『軽い感じ』のものを、味の素少量と共に煮沸、風乾して使用。直径は8cm。樹皮は剥いた。クヌギの場合、クチクラの部分が厚いので、特によくとっておいた方が良い気がする。某量販店は『無意味』と言っていたが、剥いて悪い結果は出ないだろう。

 この季節なので、温室を使うか迷ったが、とりあえず加温はしないでおく。しばらく様子見。因みに今日の気温は21時で14℃。別にクワガタが活動しない温度ではない。
2003/02/26
温室・♀追加
温室使用を決定。そもそもオオクワガタ一般は、温度を高めても休眠を打破できないことで有名。チョウなんかだと、蛹とかで越冬するが、あれは冷蔵庫にある一定期間入れてやることで『冬だ!』と思い(感じ)、その後室温に戻してやると羽化する。いわゆる低温刺激ってやつですな。昔スジブトがなかなか産卵してくれなくて、試したことがあったけど惨敗しました。
けど、一説には外国産のオオクワガタは冬でも産卵するという話もあって、試してみる価値はあるかなぁと思い加温。もう十分低温は味わってきただろうから。
そうそう、本日弥栄さんから追加の♀を仕入れた。産地は一緒だが、累代が合わない。こっちはF2。販売の世界では当然累代の進んだ方にあわせる。まぁいいんだけどね。生物学とは関係ない名前の付け方だから。詳しくは用語集でも見てちょ(現時点ではまだ公開してないけど^^)。
 
2003/03/04
ケース交換
やはり大型種なので、産卵自体してくれないとかなり嫌なので大プラケに変更。よく♀単独飼育で小さいケースで産卵木のみで飼育される方がいるが、結構アレは産卵数の低下につながっていると思う。太さより。虫はかなりそういったことを気にする。擬人的な言い方で語弊があるけど。大体生物には生存の範囲が決まっていて、それ以上の空間がないとストレスがかかったり、昆虫やその他の動物でも繁殖が出来なくなるものは多い。結構クワは多頭飼育する人が多いから、気をつけておいてもいいと思う。
2003/10/23 今まで更新をサボっていたが、実はこれまでに色々あった。まず交尾の終った♂君と♀ちゃん1頭を職場の方にあげてしまった。まぁいいだろうと思い。
んでさらに飼育ケースもなかなか産まない中・大プラケから100均コンテナに移した。産卵木も2本に増設。それらが大体8月のことである。

それから2ヶ月。右のようにイモムシの食痕が見えるようになったので、割り出してみた。

確実に産んでるとわかってるやつは楽しいです♪
かなりいるなぁ^^♪ 個人的に台湾オオは大好きな種類なので良かった。菌糸瓶の用意が間に合わないほど採れた。結局30頭近いイモムシを回収。D-cat'sさんの菌糸瓶に複数頭ずつつっこんどきました。
いるいる!
2003/11/19 まだ一ヶ月しかたっていないのだが、どうも菌糸の食いっぷりがすさまじいので、菌糸を注文してあげた。太っ腹である。まだそれほど大きくはなっていないだろうなぁとは思ったので、850でいいやって購入。

この台湾オオクワってやつは、もともと菌糸瓶飼育が非常にあっている種類とされている。最近の菌糸を使えば、軽く75mmはオーバーしてくる。なんか今回の交換で私もそういう気にされました。こんなに大きくなってれば。

ちなみに最大13g、一番小さいので6g程度。なんだか♂が多いような…

今回の中堅の大きさっす
 
2006/09/06 例によって間があいてしまった飼育日記ですね。台湾オオクワなんていうメジャー種でお恥ずかしい(汗 てかオオクワ系統で終わらせたことがあるのはホーペのみという怖い現実ですけれども。

そんな言い訳がもう枕詞のように定着してきた感のある私の飼育日記ですが、実はしぶとく飼育は続けていたりします。


この台湾、これでもうF6〜を数えるんですが、F4を見て私は愕然としましたね。なぜって♂の半数がこの日記の初代の♂君と同じ脚の麻痺を持っていたからです。しかも動かないんじゃないんです。なんというか曲がらないというか… とにかく歩きづらそうにもがくその姿は、正直見るに耐えかねました。その後その♂は交配していません。♀も健全(そう)なものを選んで交配させ、今のところはそういった個体は出ていません。ディンプルが遺伝すると一時期騒がれたものですが、私はこの足の麻痺の一件に関しては正直信憑性があるのかなぁと思ってしまいました。やっぱり人間自分が見たものには弱いですね^^;;

んでまぁこの幼虫はそれ以降の『健全な』個体群でして、親♂も70台後半という超超弩級のもので、別の意味での遺伝が期待されているものです。


が。


やっぱりタコ飼いしてしまっている私。
得意のタコ飼い。良い子のみなさんは真似をしないようにしましょうね!(爆
 
2006/11/15 菌糸が新たになるので掘り返してみました。アンタエウスのときにも思ったんですが、こいつもしっかりと住み分けてますね。大きさは8〜15gでした。1400ppに引越しです。菌糸はオオヒラタケのエノキオガ。台湾にどの菌糸が向いているのか、調べればすぐに先人の知恵をお貸しいただくことが出来たとは思うのですが、そうなるとなかなかその線路を踏み外すことも出来ませんので、あえて。

てかまぁちゃんと管理できるようになってから!って話ですけど。

白い部分はもうほとんどなし。生長も早いです。台湾オオクワ。因みにgタイプがたくさんでてくる血統ですが、なかにはcタイプのものも出てくるんですね。そういったところにも面白味があるかな。