ORIGINAL SMILE


私の考えるところのスマイル


  • あなたのオリスマの宛先はこちらです。

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続・MYオリスマ解説

 まずは前回の補足を。

  • Heroes And Villainsについては、当時のアメリカの情勢を喩えた歌詞とかコミ ックオペラ的展開とかは一切無視して、手元にある音源の中からいいとこどり (SMILEにふさわしい、音楽として革新的なパーツのコラージュ)をしてみた。 この曲に関しては様々な解釈が可能なので、もっといろいろなヴァージョンが作 れるはずである。(シャイナー版はぜひ聴いてみたい!)

  • Cabinessenceはラストのワルツのパートをカットすれば、Holidaysと順番を変 えた方がしっくりいく(B面頭のG.V.への流れがよい)。この曲が別のアルバム で一大組曲として登場すると想定すれば、その方法も納得できる。(Cool Cool WaterやSurf's Upも同様)

 続いて、ボーナスEP(仮称“MORE SMILE”)の内容について。

A-1:George Fell Into His French Hornの中の、ホーンセクションによるエグ ゾースト・ノイズを表現したかのような(不快な)パートで「おまけ篇」スター ト。(タイトルは勝手に付けた)

A-2:スマスマでは回転数アップやオペラチックな展開が「悪ふざけ」として評 判の悪い曲のデモ・テイク。BB'sには他に例のない曲調(ビート・バンド系のリ ズム)と、どうしても("たま"の)知久氏にしか聞こえない童っ子コーラスが、ラフな演奏の 中で弾けている。

A-3:本編ではHeroes And Villainsへの導入部的扱いのこの曲を、こちらではフ ル・ヴァージョンで収録。ハッピーなカーニバル調から西海岸の黄昏を思わせる (行ったことがないので想像上)レイドバック・マリンバパートへの転調が見 事。

A-4:いくつかある同名異曲のうち、ちょっと間の抜けたリフにスキャットっぽ いコーラスと動物の鳴き声(の真似?)が絡む、「ユーモア」あふれるヴァージ ョンがA面ラスト。

B-1:そしてB面はトータル・アルバムっぽい作りを意識して、同名の曲からWith Me Toniteの原曲(カントリータッチの演奏にコーラスのみ)でスタート。

B-2:Elementsの「水」のパートであるという定説のこの曲だが、本編とは明ら かに違う(おめでたい)ムードと、よりクールさのあるCool Cool Waterの存在 から、こちらに収録。この曲とTonesのエンディングと次のThe Woodshop Songに 共通する、ジャック・タチ的イメージはアルバム・カヴァーのイラストとも合致 する。(SMILEのラジオCMで言われる、“With the HAPPY album cover, the REALLY HAPPY sounds inside, and a HAPPY in-store display Piece.”がヒン ト)

B-3:メロウなジャズサウンドから、材木屋の様子をのんびりと描写した、 “FRIENDS”やセサミ・ストリートに出てくる実写イメージフィルムを彷彿とさ せる、ほんわかした世界へ。(Do It Againからは想像もつかない、モンドな世 界)

B-4:そしてオーラスは、カリフォルニアの子守歌として隠れファンの多いこの 曲を。同じような展開でも、スマスマ(Whisle In)と比べるとはるかにハッピ ー・エンディング。(あれはあれで嫌いではないが)

 以上が、うろじんし版オリ・スマの全容である。

 はじめてこちらのサイトを覗いて以来、約半年の期間を経てようやく納得のいく オリスマができました。『グリンプス』でもそうですが、「定説」にこだわら ず、勝手にどんどん想像をふくらませて、自分の納得のいくモノをつくるのがい ちばんですね(ヒップホップのサンプリング&コラージュと同じですよきっ と!)。ということで、結びの挨拶とさせていただきます。



【管理人コメント】  このボーナスEPすごく良いです。曲つながってるし、いいところだけ使ってるし。前に「スマイルを7分にまとめたら」なんて書いたことがありますが(そのときは冗談のつもりだったのですが)本編でもこれをやっても面白いかも、と思いました。


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